光触媒
Photocatalytic Gentamine® 光触媒ジェンタミン®
光触媒ジェンタミン®は、海藻、牛乳、アーモンド等に含まれるビタミンB2を活用した安全性の高い光触媒添加剤です。
お客様の製品や循環水に0.2%程度加えることで、付加価値として可視光応答性の光触媒機能(抗菌、抗ウイルス、水の浄化効果、消臭効果)を付与することが可能です。
特徴
POINT 安全性
安全な原料で構成(海藻、牛乳、アーモンドに含まれるビタミンを使用)しています。
POINT 可視光応答性
屋内光(LED等)で十分に効果を発現可能にします。
POINT 持続性
除菌と消臭効果を長時間キープすることが可能です。
仕様
外観 |
黄色液状透明 |
pH |
約7.8 |
溶解性 |
水に任意の割合で溶解 |
安全性 |
|
推奨添加量 |
0.2% |
効果と用途例
効果
- 防腐剤、殺菌剤に頼らない製品の開発
-
除菌、消臭の持続性の向上
用途例
消臭スプレー、除菌スプレー、コーティング剤など
持続性試験結果
試験結果
スプレー塗布7.5日(120h)後、光殺菌性は、塗布直後と同等の殺菌率を示した。
試験方法
シャーレに製品を2ml塗布し任意の時間放置したものに、菌液を接触させ、光殺菌性を測定しました。なお、放置中は、塗布面に何も接触させない状態で保存しました。
※500lx:簡単な作業(読書や調理など)が行える程度の明るさがある場所です。
※1日16時間照明が付いていると仮定し計算しました。
※光殺菌性試験の試験条件:1500lx,2h
※ 使用状況によっては持続力が異なります。
循環水に添加
効果と用途例
効果
-
作業者の安全性向上
-
雑菌繁殖を長期間抑制
用途例
冷却水(クーラント、チラー)、工業水、洗浄水、植物工場、水耕栽培、養殖産業、食品工場、電子部品の洗浄水、医薬品原料水など
循環試験結果
評価結果
1ヵ月間、菌の増加抑制効果が認められました。
評価方法
<試料>
光触媒ジェンタミン®を2%添加した冷却水3L
<条件>
使用光源 | 青色集魚灯 4.2w |
照射時間 | 30min/day |
期間 | 35日間 |
Would you like to add it to your products? お客様の製品に添加してみませんか?
光触媒ジェンタミン®は、お客様のお悩みに最適な添加剤をご提案可能です。
食品成分100%のものがほしい
暗所でも抗菌性を発現してほしい
効果の持続性を向上してほしい
粉末タイプがほしい
有機物の分解効率を上げてほしい
お試しサンプルご提供については、お気軽にお問合せ下さい。
工業製品ですので個人の方へのサンプル提供は出来かねますことをご容赦ください。
Application examples of our products 自社製品応用事例1
ビタミン系光触媒除菌・消臭剤
「ぴきゃみん」「森のぴきゃみん」
独自開発した光触媒技術を実装した除菌・消臭剤です。従来技術では消臭が困難であった、介護現場、動物の糞便、産業廃棄物処理、公衆トイレ、ゴミ捨て場、畜産などの悪臭に悩む現場でのニーズに対応可能です。
特徴
安全性の高い原料のみを使用しながら市販の消臭スプレーよりも強力な消臭力を発揮します。
POINT 臭気成分を分解
臭い成分を光触媒の酸化作用で分解するため、臭い戻りを起こさない
POINT 除菌力が約1週間持続
除菌効果は光触媒効果にキトサン効果もプラスされ約1週間以上持続する
POINT 安全性にこだわった配合設計
有効成分の約70%が食品成分、残りの30%は化粧品成分で構成している
mechanism メカニズム
屋内光かつ可視光の微弱光で、酸素から効率的に活性酸素(過酸化水素 or ヒドロキシラジカル)を発生させることで、細菌やウイルス、臭気物質を酸化分解します。
PIAJ認証製品
ぴきゃみん(無香料タイプ)は光触媒工業会が定める抗ウイルス性能の基準をクリアし、PIAJ認証を取得しています。
性能表示については、光触媒工業会HPをご覧ください。
https://www.piaj.gr.jp/registered_products/view/?q=registered_products_218
Application examples of our products 自社製品応用事例2
美観維持(苔除去)剤
「おそとのぴきゃみん」
独自開発したビタミン系光触媒ジェンタミン®を配合した苔除去剤です。環境に配慮した設計で、素材を傷つけず、安全に施工作業していただけます。
特徴
従来品と比較して、環境に配慮した設計で、コケやカビの発生を長期間防止します。晴れた日に、苔の気になる箇所に噴霧後放置するだけで数日~数週間で効果を発揮します。半年以上苔の生育を抑制し続けます。
mechanism メカニズム
光が当たることで、コケやカビに効く成分へと徐々に変化します。その後は塗布した面にコーティング被膜が形成されてコケやカビの再発を防止します。